【第24回】なぜ、介護者に「月5万円」が必要なのか?

そんな限界ギリギリの生活の中で、私がChatGPTなどのAIやブログを使って目指したのは、月に数百万円稼ぐビジネスではありませんでした。

まずは、「月に5万円」

この金額を聞いて、どう感じられますか?「介護の苦労に見合う額じゃない」と思われるかもしれません。しかし、この5万円には、数字以上の「心の救済」が含まれているのです。

1. 「一人の人間」としての誇りを取り戻す

介護生活は、24時間「誰かのため」に自分を捧げる生活です。「夫」として、「息子」として、あるいは「介護者」として。気づけば、自分自身が何者だったのかを忘れてしまいそうになります。

そんな時、自分の指先ひとつで、誰にも頼らずに稼ぎ出した5万円は、「私はまだ、一人の人間として誰かの役に立ち、自分の力で人生を一歩前に進められる存在なんだ」という強烈な自覚を与えてくれます。

2. 「自由な選択」という贅沢

介護をしていると、1円のお金を使うのにも「これは介護費用に回すべきでは?」という罪悪感がつきまといます。しかし、自分で生み出したお金なら、誰にも気兼ねなく、妻が喜ぶちょっとしたプレゼントを買ったり、自分のための勉強代に充てることができます。この「自分の意思で選べる」という感覚こそが、介護者に最も不足している栄養素なのです。

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